姶良市加治木町朝日町にある姶良みやもと眼科は白内障日帰り手術が可能

〒899-5213
鹿児島県姶良市加治木町朝日町111

MENU

一般診療

コンタクトレンズ処方

眼鏡処方はもちろんですが、一般的なコンタクトの処方も行っています。
販売は姶良みやもとコンタクトで行っていますので、取り扱い製品や価格はそちらのホームページでご確認ください。

令和元年より
大変申し訳ありませんが、姶良みやもと眼科での新規コンタクト処方の検査は今後完全予約制とさせていただきます。
検査が放課後に集中してしまうことと、一般検査、適応検査、コンタクト選択、度数調整、装脱練習とすべてを一度に行うには2時間近くかかってしまうため、すべての人を受け入れてしまうと、他の患者さんの外来に支障を生じてしまうからです。
初回に度数調整までをさせていただき、注文したコンタクトが届いてから、改めて装脱練習に来院していただきます。
当院では適正なコンタクトの装用指導を重視しておりますので、ただはやくコンタクトが欲しい方、ネット購入が目的の方は受診をお断りする場合がございます。

ご協力をお願いいたします。

姶良みやもとコンタクトはこちら(SNSで健康相談などのお問い合わせは受け付けておりません。)

斜視・弱視

人の視力は、小学校低学年くらいまでに完成します。
それまでに、斜視、遠視、乱視などで視力の発達が妨げられた場合に起こってしまうのが弱視です。小児の場合、検査がうまくできないとか、親が通院の時間が取れないなどの問題がありますが、かといって、大きくなってから治療をしてもすでに手遅れです。早期に発見し、早期に治療を始めることが、小児の弱視治療の基本です。

当院には常勤の視能訓練士が在籍しており、お付き添いの方の予定にできるだけ合わせて検査ができるよう、取り組んでおります。また、他院からも視能訓練士も定期的に招請し、スタッフの教育、情報交換を行っており、全身麻酔を必要とする手術はできませんが、手術を必要としない、検査・治療であれば、多くの機器と人員を配置しています。

ドライアイ

近年、注目されている疾患です。

以前は、涙が少ないからドライアイという概念でしたが、
ドライアイの診断基準も変更され、注目されているドライアイの原因というのがマイボーム腺機能不全(MGD)です。

涙は蒸発しにくくするために、油の層に覆われていますが、その油を分泌するのが睫毛の根元のところにあるマイボーム腺です。
(白黒の瞼の写真の白い部分)
機能不全の原因としては、慢性炎症、ダニなどの感染、メイクの落とし残しなどがあげられます。

なんとなく見えにくいというのにはこのドライアイが関連していることが多く、点眼のほかにどのように治療するのかが最近の課題でもあります。

院長はドライアイ研究会、LIME研究会に所属しており、ドライアイ治療の理解に努め、温罨法(いわゆる温め)、リッドハイジーン(眼瞼周囲の洗浄)を指導しながらサプリメントもご紹介しており、多くの診断設備を取りそろえています。
(マイボグラフィー搭載スリットランプ、涙液形態診断DR-1など)さらにはフォトフェイシャル装置M22 IPLモデルを用いたMGD治療もおこなっています。(自由診療)

MGDについてはLIME研究会のホームページをご参照ください。わかりやすく説明されています。

当院でのドライアイ治療についての詳細は医師にお問い合わせください。


網膜疾患

網膜剥離、網膜血管閉塞症、糖尿病網膜症、網膜前膜、黄斑円孔などカメラで言うとフィルムにあたる部分の疾患です。神経細胞が集まっている場所なので、非常に治療が難しい分野です。当院ではOCTや超広角走査レーザー検眼鏡による早期発見、経過観察、薬剤治療だけではなく、硝子体手術設備も整っており、日本アルコン社のコンステレーションと、ライカ社の硝子体手術用顕微鏡PROVEO8とワイドビューイングシステムBIOMを用いた小切開硝子体手術にて治療をしています。25G、27Gといった採血針より細い穴を3~4カ所、眼球にあけて、手術を行うので、術後の異物感も少なく、侵襲の少ない手術を目指しています。

緑内障

障害者手帳発行数から推定される、日本人における視覚障害の原因疾患の第1位は緑内障です。1)
治療せずに放っておくと失明につながるおそれがあります。
40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障と推定されていますが、なんと9割の方がまだ気づいていないと考えられています。2)

1) 白神史雄 : 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業 網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する調査研究 平成28年度 総括・分担研究報告書
2)Iwase, A. et al.:Ophthalmology 111(9):1641,2004

緑内障の治療はまず、眼圧を下げることです。
残念ながら一度障害された視野障害が元に戻ることはありません。眼圧を下げて視野障害の進行を防ぐことが目標となります。
ですから早期発見がもっとも重要です。治療の多くは目薬が用いられます。ここ数年で緑内障の目薬もかなり進歩しており、1日1回の点眼で治療できるものもありますし、2つの目薬が1つになった配合剤というのも数多く発売されるようになりました。
1剤で眼圧が下がらない場合はこれらの点眼薬の2~3種類を併用します。

目薬で下がらない場合、眼圧を下げる手術を行います。当院では従来の線維柱体切除術の他にも、外来で行えるSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)、白内障手術と同時に行うiStentを用いた極低侵襲緑内障手術や、インプラントを用いた緑内障手術にも取り組んでおります。