姶良市加治木町朝日町にある姶良みやもと眼科は白内障日帰り手術が可能

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鹿児島県姶良市加治木町朝日町111

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当院の白内障手術

白内障とは

目の中には水晶体といって、カメラのレンズに相当する部分があります。正常な水晶体は透明で、外から目の中に入ってきた光を屈折し、網膜にピントを合わせる役割をもっています。
この水晶体が濁ってきてしまい、透明ではなくなった状態を白内障といいます。
年齢(加齢)が原因であることがほとんどですが、他にステロイド薬など薬によるものや、アトピー性皮膚炎に伴うもの、目の病気に併発するものなどもあります。

いつ手術を受けたらいいの?

白内障は薬では治りません。進行した白内障を治療する方法は、手術しかありません。では、いつ手術を受けたらよいのでしょうか。
白内障は手遅れになる病気ではないので、急いで手術を受ける必要はありません。視力がいくつまで低下したから手術を受けなければいけない、ということもありません。
ご本人が生活上、不便を感じるようになったときが、手術を受ける時期になります。これは、お一人お一人の生活パターンによって異なってきます。細かいものを見ることが多い方や、車を運転する機会が多い方は、早めに手術を受けられるとよいでしょう。逆に、部屋の中で過ごすことが多く、あまり細かい字などを読んだりすることがない方は、手術を急ぐ必要はありません。
検査したときの視力結果が良くても、実は屋外ではまぶしくて見づらいとか、ものがだぶってしまい生活に支障がある、といったこともあります。たとえ視力が良くても何らかの不自由を感じておられるのなら、眼科で相談してください。

公益社団法人 日本眼科医会ホームページより(外部リンク)

当院の白内障手術の特徴

  1. 手術適応の判断、執刀、術後管理を行う医師は院長ひとりです。
    代診医によって、手術前にそんな話は聞いていなかったとか、受診するたびに説明が違うということはありません。
  2. 術前説明は院長により、一人一人の状況にあわせて説明を行います。
    言った言わないのトラブルを避けるためにも、できるだけ家族と来院していただくようお願いいたします。
    手術よりも時間をかけて、目の仕組みから、手術内容、視力予後、目標度数、合併症のリスクなどをわかりやすく説明します。
  3. 鹿児島県内では2020年5月現在、唯一の導入である
    VerifEye Lynkを使用して、術前評価から術中の眼内レンズの度数、乱視の調整を行っています。
  4. 積極的に乱視用眼内レンズを使用して乱視の矯正を行い、眼鏡使用率の低下を目指します。
  5. 院長は白内障手術のみではなく、硝子体手術にも対応ができますので、当院での手術の希望であれば、難症例にも対応いたします。
    専門機関に紹介を希望される場合は、遠慮なくお申し出ください。
  6. 日帰りだけではなく、大井病院の開放型病床を利用した入院も可能です。

    白内障手術は手術時間も短く、創口も2.5mm程度で、術後疼痛も少ないため、自宅でゆっくり過ごせる日帰り手術が一般化していますが、独居や姶良市外の遠方の方には入院も利用していただいています。大井病院には眼科診察スペースと細隙灯顕微鏡を用意してもらっており、院長が病院まで診察に伺います。
  7. 術後に院長が自ら経過確認の電話をしています。
    術後の痛みや、心配なことがあれば、その時に遠慮なくご相談ください。

手術までの流れ

診察
手術に必要な条件が揃っているか確認した上で、手術日を決めます。

術前検査
採血、白内障術前検査を行います。手術前1カ月前後に行います。

術前説明
本人・家族に術全検査の結果の説明、手術の説明を行い、同意書に署名していただきます。
術前に使用する薬剤を処方します。手術前1週間前後に行います。

手術
火曜・木曜の午後が手術日です。ほとんどの方を日帰りで行っております。
一人暮らしの方や、遠方で通院が困難な方は大井病院の開放型病床への入院を勧めています。

手術時間は10分程度ですが、点眼などの準備に約1時間、術後の安静に30分を要します。
費用の目安としては片眼あたり1割負担の方で約14,000円、3割負担の方で約43,000円です。月内であれば、70歳以上の方は両眼の手術を18,000円(高額療養費制度を適応)で行うことができます。

術後
必ず通院が必要です。術後1日目、2日目、4日目、1週間目、2週間目、1カ月目、2カ月目、3カ月目、4カ月目、6カ月目、以降3カ月毎程度が目安となります。
術後の状況に応じて点眼薬が変更になります。
術後1カ月目を目安に必要な方は眼鏡を調整します。


VerifEye Lynkの特徴

今までは、切開の場所や大きさ、乱視用眼内レンズの固定角度など、医師の経験や裁量によるものが大きく、眼内レンズの度数にしてもいくら高額な検査機器で測定したところで、予測値でしかありませんでした。
当然、誤差もまれにあり、手術中にその予測が本当に正しかったかを確認する方法はありませんでした。
術中に測定し、その確認を実現したのがこのVerifEye Lynkです。

もともと市販されていた、VERIONシステムという、顕微鏡下にデジタルガイダンスを表示して、切開位置や眼内レンズの固定角度を指示してくれるものとさらに2016年に日本に導入されたORAシステムとリンクしています。
今までは2つの機械が別々に販売されていたのですが、今回一体化して連携したシステムが完成し、2019年4月に日本で販売が始まりました。鹿児島では2019年6月に当院が初導入です。
2020年5月には、光干渉計測の中でも高精度なSS-OCT方式を用いる計測装置で、水晶体混濁が進んだ重度の白内障にも高い測定成功率をもたらす上、全眼球イメージングを可能にするARGOSが九州初導入となりました。

参考資料 市川 慶:V-lynk. IOL&RS,33:673-677,2019.

ORAシステムの特長(日本アルコン提供資料より)
1.IOL挿入術における主要な測定値を術中リアルタイムで表示
手術により、患者さんのより良好な症状改善が見込める
2.患者さんに合った度数・固定位置を提案
術中に眼球全体の屈折度数を評価し、IOL固定位置を1度単位で検証
3.手術によって生じる変数を最適化してフィードバック
手術によって生じる変数を定期的に最適化・アップデート
症例を重ねるごとに医師にあったIOL定数・惹起乱視を検証し、医師ごとにカスタマイズされた手術を提案

当院でのVerifEye Lynkを用いた白内障手術は、日本におけるモデルケースとして、発売元のアルコン(アメリカ本社)より、役員が視察に来ていただいたり、また、院長による日本眼科手術学会での講演が、2020年1月に予定されています。

右の写真は2019年9月5日

Mr.Mark Lucas
Alcon Global Head,Clinical Applications

前田 仁 日本アルコン サージカル事業部 クリニカル 
アプリケーション スペシャリストと当院手術室にて撮影したものです。

選定医療とは

患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。
(例:入院時の個室料金など)
令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。

当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う医療機関として届出をしています。
多焦点眼内レンズの対象となる患者さんには診察時に詳細をご説明いたします。

多焦点眼内レンズの対象患者

1)適応

  • 白内障による視機能障害を有し,術後になるべく眼鏡装用をせずに生活したいと希望するもの
  • 多焦点眼内レンズのメリット・デメリットを理解できるもの

2)除外基準

  • 術後視機能に影響を与える角膜疾患、ドライアイ、緑内障、ぶどう膜炎、網膜疾患、視神経疾患などの眼合併症を有するもの
  • 弱視
  • Zinn 小帯脆弱
  • 重度の小瞳孔
  • 白内障を有しない症例における,屈折矯正を目的とした refractive lens exchange は本療養の対象とならない
  • その他,医師が非適応と判断したもの

公益財団法人 日本眼科学会 多焦点眼内レンズに係る選定療養に関する指針より

多焦点眼内レンズの費用

多焦点眼内レンズ使用する白内障手術を受ける場合、当院では選定療養の費用として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。

多焦点眼内レンズの種類 金額(税込)
パンオプティックス(遠中近3焦点) 242,000円
アクティブフォーカス(遠中2焦点) 165,000円
レストア(遠近2焦点) 165,000円
シンフォニー(焦点深度拡張) 154,000円
パンオプティクストーリック(遠中近3焦点) 275,000円
アクティブフォーカストーリック 187,000円
レストアトーリック 187,000円

※選定医療は先進医療とは違い、非課税ではありませんので消費税がかかります。
※各眼内レンズの特徴は主治医にお問い合わせください。
※トーリックとは乱視矯正機能がついているものです。

3焦点眼内レンズ パンオプティックス

パンオプティックスの特徴

  1. 実生活での作業に適した遠方・中間・近方の見え方を提供
    読書やスマートフォーン使用などに適した「近方(40センチ)」、パソコンや料理などに適した「中間(60センチ)」、テレビ視聴や運転、ゴルフなどのスポーツに適した「遠方(5m以遠)」にピントが合うように設計
    国内での臨床試験では、手術後120~180日において両眼かつ裸眼での0.7以上の視力達成率は、遠方、中間のいずれも98.5%。また、近方においても両眼かつ裸眼で0.4以上の視力達成率98.5%と良好な結果
  2. 明るさの変化の影響を受けにくく、安定した見え方を実現
    従来の多焦点レンズに比べて、明暗の変化による瞳孔収縮の影響を受けにくい設計
  3. 高い光利用率(88%)により、遠方・中間・近方のすべての距離において鮮明な視覚を提供
    眼内レンズを通して眼内に入る光エネルギーをより多く網膜に到達させることができるため、鮮明で質の高い見え方を提供
  4. 手術後約94.8% の患者さんが眼鏡不要に
    遠方・中間・近方にピントが合うことで、単焦点や2焦点眼内レンズに比べ、実生活における眼鏡への依存度が低減
    術後9カ月~12カ月の患者58名を対象にした海外での調査結果1では、94.8%の患者さんが術後に眼鏡が不要になったと回答しており、高い満足度を獲得
  5. 実績のあるプラットフォームを採用し、優れた安定性を提供
    1994年の発売以来、世界で1億2千眼の挿入実績を誇る眼内レンズのプラットフォーム「アクリソフ」を採用。
    アクリソフはアルコン独自の技術・デザインにより、後発白内障(PCO)※の抑制、術後のレンズ固定位置の安定性、ヒトの水晶体に近い網膜保護効果が特長。

※後発白内障(PCO)とは、白内障手術後に水晶体嚢の中に残った少量の細胞がしばらくたって増殖し、水晶体嚢が濁り、進行することで視機能が低下することです。
PanOptixはすでに70カ国以上で提供されており、老視矯正眼内レンズ市場をリードする製品となっています。

日本アルコンホームページ プレリリース  2019年10月17日より引用(外部リンク)